イバラキ農村風呂

ゆっくりしてけ~

なわとび

保育園で、なわとびが流行っています。

娘は父ちゃんに似て運動神経がいいのか、

年少さんではありますが、ちゃんとなわとびがとべます。

びっくりだなあ。

 

ちなみに私は、なわとびというものは幼稚園時代は年長さんまで跳べませんでした。

長男も同じく。

長男は年中の途中から保育園に行き出したので、

なわとびというもの自体を知りませんでした。

 

さて、小学校でも3学期の体育はなわとびがメインのよう。

なわとび大会なるものもありました。

1分連続でとべると、ポイントが高いらしく、

なわとび検定のなんとか、という認定証をもらって帰宅した長男。

私の遺伝子を引き継ぎ、

手先を使った作業は得意で図工大好き、

そして残念ながら運動神経はきっと奮わない長男(笑)

 

3学期、マラソン大会があると思っていたのに、

長男の小学校では今年度はマラソン大会はなし。

あれー。

長男、短距離は苦手でも長距離でイケると思っていただけに、

ちょっと残念でした。

 

わたくしの運動神経についてはこれまでの34年間の調査によると、

球技はいっさいがセンスなし→ボールの速さに反応できない(つまり反射神経が鈍いと思われる)、

でも、柔道や水泳、長距離走などという個人プレーならどうにか人並み、

というのが立証済み。

長男がなんぼ私の遺伝子が強いとはいっても、

半分は父ちゃんの血ですから、もう少し良いと思われますが。

あれからずっと続けているテニスでは、

サーブがちゃんとあちらのコートに入るみたいだし、よかったよかった!

 

 

休日。

庭で剪定してきた枝を片付けする父ちゃんを尻目に、

なわとびに興じる子どもたち。

見ていたら、私もとびたくなりました。

ちょっと貸して~と声をかけたら、

いいよー!!と笑顔で貸してくれました。

 

なわとびなんて、何年ぶりでしょう。

なわとびって、ボクサーでもなきゃ大人になってから、やりませんよね。

いざとびはじめると、記憶をたよりにとんでみるも、

20回もとんだら、

「あー、疲れた・・・・」と息切れする母34歳。

思っているよりも軽々しくとべない・・・!

 こんな単純な動きなのに?!

30歳を過ぎたらなわとびも満足にとべないの??!

いやいや、きっと靴がいけないんだわ・・・・

と思い、

玄関に戻って靴を履き替える母34歳。

 

「おかーさん、がんばってー!」

と、とびながら声援を送ってくれる娘4歳。

あー、体が軽そう・・・うらやましい。その年齢差30歳。

 

靴を履き替え、いざ二重跳び!

と挑戦したらなんと1回しかとべない。

なんだよー悲しい。

靴がいけないんじゃない、私の体が重たいんだ。。。。

 

そんな私の、「シュバババ」という縄が空を切る二重跳び音がするたびに、

ククク、と笑いながらこちらをみていた父ちゃん31歳。

「どーれ、俺に貸してみ。」

二重跳びなんて簡単だろうよ、と言いながら縄を受け取る父ちゃん。

子どもたちが一心にその姿を見つめます。

 

シュバババ、・・・・!

「あれっ!」

1回しかとべない父ちゃん(笑)

「これ、靴がいけないんだ、地下足袋でやろう」

大人ってあほですね~

靴がいけないんだ、って思うんですよ~。

いざ地下足袋で再挑戦。

すると、10回連続でとべました!

「すご~い!!」

子どもたちから歓声と拍手~。

 

私はがぜん悔しさで心が揺れました。

だって、私だって二重跳びくらいとべるよ!!

ところが、なんどやっても父ちゃんがこちらを見てククク、と笑うので

集中できず力が抜けてしまい、ちゃんと飛べません。。。

う~くやしい!!

 

「見ろ、ほんとは母ちゃんは子どものころから二重跳びなんてできなかったんだ、

 できるふりしてるからああやって恥をかくんだぞ」

などと耳打ちしているのを見ると、

あーーーくやしい~~~!! 絶対に10回くらいとんでやる!!

 

ところが、燃える心に反して体は疲れが蓄積(笑)

全然とべません。

それでもしつこく練習していると

「あれじゃ飛べない親鳥だ、ヒナたちに飛び方を教えてやれないなあ、ククク」

などとヤジが飛んできて、ほんとに悔しい~~~。

 

もう二重跳びはや~めた、と思い

あやとびをしてみたら

長男が「すっげー!かっこいい!おれにも教えて」

と尊敬の声をあげてくれました。

「ズルイな~母ちゃん、ごまかしたぜ、あれで話題を変えようってんだ」

などとまたヤジがかかったので

「うっさい!! たかだか10回くらい二重跳びとべたくらいで自慢して!!」

と反撃。

おとなげないですねー私も。

というか父ちゃんがおとなげないんだ!

 

子ども時代にできたことを、

できるつもりでやってみて満足にできなかったのはこれが初めて。

頭では覚えているのに、体がついてこない!

サビついているなあ~・・・使わないと体って、こうやって経年劣化していくんだ。

悲しいかな、この先はこれの連続なのか・・・・?

いや、エベレストに登ったあのおじいさんは、

高齢になってから登山の修練を積んだというじゃないか、などと思い返す私。

 

日々、子育てで動きまくっているわりには、

使っている筋肉は限られるもんですね。

運動不足、とは言わないまでも、運動つまりスポーツと縁遠い日常生活。

これじゃいかんなあ~としみじみ思った庭のなわとび大会でした。

二重跳び、満足にとべるようになりたい!!