イバラキ農村風呂

ゆっくりしてけ~

発表会役員 その2

うっかりとリーダーになってしまった発表会役員ですが。

そんでもって出し物は何にしますか、と具体的な話し合いを

リーダーのママさんと私の2人で進行役をしながら決めることとなりました。

 

当初、役員招集の連絡が来たときに、

「スムーズな話し合いのため、内容をあらかじめ考えてご参加くださいますように」

と園から連絡があったので、

すでにネタは考えてあったワタシ。

 

みんなそれぞれネタあるんだべ?

と思ってふってみると、

「ぜんぜん案なし」

と、すべての人が首を横にふるではありませんか!

えーそんなものなのか。

 

「そんじゃあですね、私考えてきたんですよ」

とリーダーのママさんに提案すると、

「え!! どんなのですか?!」

とパっと顔を明るくしてくれました。

「お~さかに~は~う~まいもんが、いっぱいあるんやで~~~

 って手遊びなんですけど。

 去年、うちの娘がちょろっと発表会でやってましたが。

 あれ、面白いし簡単だし3番までやりましょうよ

 子どもたちにウケますよぜったい」

 

知らない~ 知らない~~~~

とまわりのお母さんたちも言うので、

「今、ここでやりま~す」

と赤ん坊を先生に預けて立ちあがって、

 

♪おーさかにーは~う~まいもんが、

いっぱいあるんやで~~~

たこ焼き 餃子に お好み焼き 豚まん♪

 

とやってみせました。

 

「おー!簡単そう~~~」

とママさんたち。

「そう、簡単ですー。練習いりませーん」

と私。

 

実は前日に、先生から聞いていたのです。

何年も前に、かなりの練習をしないとやりこなせないようなものを発表する年が続き、

子どもの発表なんか見ないで、

大人は無我夢中で練習して、

すんごい負担で、

大人の発表会みたいになっちゃってた年が続いたことがあってね、って裏話を・・・。

 

良かった良かった、簡単なもので良かった、

よし、じゃあそれで~とみんなが胸をなでおろし、

合同練習日を1日だけ設けます、いつがいいですか、

という話をしているときに、

奥のほうからまさかの声が。

「あのさー、ハンドベルやろうよ~」

 

ハンドベル?!!

誰かベル部だったのか?!!

というか、このタイミングで新提案?!!

最初に、なんかネタありませんかって聞いたときに

ぜんぜん出てこなかったじゃね~~~か~~~~~!!! 

 

わきの下を汗がタラリ。

・・・・・・・無言で顔を見合わせるリーダーと私。

話、聞いてましたか?

今、ほとんど満場一致で「大阪うまいもんの歌」に決まったとこですよ?!!

と言いたいのをぐっとこらえて・・・・。

 

「えーっと・・・誰かハンドベル得意な人がいるんですか??

 指導できるような・・・・」

とおそるおそる質問する私に

「3日くらい練習すればできるんじゃなーい?

 やった年あったよねー

 クリスマスソングとかでーいいんじゃないのー?

 手遊びとかやってもさ~、

 なんかだからどーしたの~ってかんじじゃな~い?」

絶句する私とリーダー。

大のオトナが、15人集まるために3回も日にちを調整して、

しかも仕事が終わった夜に保育園に集まって?!!

・・・とおそらく私とリーダーの頭の中は同じだったに違いありません。

しかも、手遊びやってだからどーしたのって、

ひ、ひどい・・・・ひどい言い方だ。涙。

 

「・・・・・あ、そうだ、ハンドベルって家にあるんですか?やるとしたら・・・どこかで調達しないといけないですよね?」

と、顔色を変えてないつもりで、平常心を装いながら再び質問してみると、

「え~、保育園にあるし~借りれば~?」

とのこと。

 

まいったな。

どうするリーダー、そして私!!

 

つづく