昨日は発熱で学校をお休みした長男。
熱はあるものの起きている元気があるので
「天空の城 ラピュタ」を初鑑賞。
私も、じつに何十年ぶりかにみました!
断片的に場面場面は覚えているものの、
主要箇所以外はほとんど覚えていずで、
初鑑賞に近い感覚でいっしょになって楽しめました。
オープニングの、レトロで印象的な画を長男と見ながら、
ほんとうにはないものを、
こうやって頭に浮かんで、それを絵にできるって、
すごいよね・・・
と話しました。
こういう話が長男とできるのがうれしいなあ~と。
長男は、外見は父ちゃんそっくりですが、
性格と感受性では私と共通するものが多くあり、
私は長男と、つっこんだ話をするのが楽しいです。
ラピュタって、大人になって改めて見てみて、
冒険物語なんだなと思いました。
パズーがどんどん頼もしくなっていく姿がなんとも言えず、
勇敢だなあ、と思いました。
長男もそれは感じていたらしく、
「おれは、パズーみたいには、こわくてぜったいできない」と感想を言っていました。
ちなみに、私がいちばんすきなキャラクターは
海賊船の女船長!
「船長と呼びな!」のあの名ゼリフのあのひとですよ。
高校生時代に、友人から
「あなた将来、あの女船長みたいになりそう、
男の子ばかりたくさん育てて、
気風のいいおかんになりそう」、と・・・・
当時はほめ言葉でもなんでもなくて、
なんだよ、ぜんぜん嬉しくないよ!と思ったのですが、
久しぶりにラピュタを見ていて、
不意に友人のその言葉もセットで思い出し、
「ぶふ!」と笑ってしまいました。
私の友人は、私のことをよくわかっていた、というほかなりません。
ママ~!と呼ぶ弱気な息子たちを叱り飛ばしながら、
勇ましく猛進する女船長。
ああ、今私はまさしくそうなりつつあるかも・・・。
ちなみに、長男に一番好きなキャラクターを聞いたら
「海賊船のじーさん!」と言ってました(笑)
登場シーン、めっちゃ少ないよ!!
パズーって言うかなと思っていたので、あまりにも意外でした。
脇役好きな親子・・・。
やっぱり長男と私は感覚が似てる・・・。
ラピュタは、おそらく4歳の娘にとってはかなり怖いのでは、と思います。
名前忘れましたが、
あの、巨大な兵士ロボットとか。
寝る前に思い出して泣かれそうです。
内容も、トトロなんかとは比較にならないくらい難しい。
1年生の長男、ラピュタはどのくらい内容わかって見てるのかな~と
横で見ながら考えていました。
でも、なんかとっても印象深かったみたい。
ジブリのストーリーは、子どもにとっては理解じゃないですね、
感覚としての世界だな、と。
そんでもって見終わったあと長男に、
「パズーとシータが二人で手をつなぎながら言った
ラピュタが崩れる呪文、なんだったでしょーか?」
と質問してみたところ、
「えっと~~~~・・・」
とちょっと考えたあとかなり自信を持って
「マウス!!!」
と(笑)
帰宅した父ちゃんに、今日何十年かぶりにラピュタ見たんだよ~と話しながら、
ねえねえ、ラピュタの破壊の呪文覚えてる?と聞いてみたら、
「知ってるさ~~~。 バルス!!!」
と。
そんで、長男が「マウス!」だと思ってたという話をしたら大爆笑して
「あの緊迫した画面で、”マウス!”は、ねえよな~~~
ネズミなんて一匹も出てきてねえじゃん」
巷にはあまたのアニメがありますが、
ジブリはやっぱりすごい、別格!
昔の作品を見るとさらにそう思わされました。
ちなみに、冒頭に制作年が表示され、
なんと私が5歳のときの作品だとわかり長男に
「これ、お母さんが5歳のときに映画になったやつだわ」
と言ったらめちゃくちゃ驚いていました。
親子2代で見られるのって、いいですねえ。