イバラキ農村風呂

ゆっくりしてけ~

サンド!

昨日のこと。

ようやく外出できる身となり、

空っぽになってしまったポリタンクを持って灯油を買いに。

二男は昼寝中。

タイミング良く、仕事から帰宅したばーちゃんに留守番をたのみ、

子どもたちに「灯油買いにいくひとー!」

と声をかけたら、

しーーーーん。

 

誰も行かないのかい!!

 

そんなわけで、一人で灯油を買いに出かけたのであります。

休日はけっこう混み合う近所のホームセンター。

でもその日の灯油売り場は空いていて、

すぐに灯油を入れてもらえました。

行きは空っぽだから当然軽い。

でも、帰りは20L満タン。

つまり、20キロ近くあるタンクになっているわけです。

盲点だった・・・わすれてたよ。。。

お店の台車を借りていたので、車までは運べても、

台車からトランクへ持ち上げるのはやっぱり妊婦の私は無理だ・・・

そんなわけで、

やさしそうなスタッフのおっちゃんはいないかな~と

ちょっとまわりを見回したら、ラッキーすぐそばにいました♪

「すみませんがわたし、妊婦なもんで・・・この灯油トランクに積むのだけ、お手伝いお願いできませんか?」

するとやさしそうと思ったこちらのカンは大当たりで、

「いいですよいいですよー! いくらでも言ってくださいねー」

と、おっちゃんは台車押すのも代わってくれ、

いつ生まれるのー?夏? ああ、暑くてたいへんだねえ 

お母さん大変だけどがんばってねえ

なんて世間話もしてくれ、なんていい人なんだろうと感激。

おっちゃんは車まで運んでくれたあと、軽々と積み込んでくれました。

寒風ふきすさぶ空の下、おっちゃんの親切とお人柄に心もホカホカして、

どうもありがとうございました!!とふかぶかお辞儀をしつつ、

トランクに手をかけて扉を閉めた・・・・

 

と、そこまでは良かった!!

心ホカホカのままおっちゃんの背中を見送るあまり、

自分の手を、トランクからひっこめるの忘れてた・・・!!!

 

見事にサンド、右手の指、長いやつ3つ。

ううう・・・!!!!

や、やばいハンパじゃない痛さだ・・・

とりあえず寒いから、と運転席に入るも、

痛すぎて車のキーが回せない(涙)

もしやヒビ、もしや折れ・・・?

 

自分の指3本をじっと左手で握りしめ、痛みに耐えることおそらく2分ほど。

痛みがすこしましになったと思われたので、

折れてないか確認。

・・・・曲がるわ、よ、よかったああ・・・

痛みをこらえて自宅まで運転7分。

帰宅してから、家にあった冷えピタでひたすら冷却しました。

 

夜になって、帰宅した父ちゃんに、

親切にしてくれたおっちゃんの背中を見送ったら自分の手を自分でトランクにはさんだ、と正直に話したら

「そのおっちゃん、どのくらいいい男だったんだよ(笑)」と爆笑してました。

 

それにしてもほんとマヌケすぎる。

でも、お風呂に入ったときに、子どもたちが

「きょうはおかーさん手をケガしてるから、

 頭洗いやさんしてあげる~!」

と長男と娘が私の髪をわしゃわしゃ洗ってくれました♪

耳にも目にも泡が入ってなんとも言えませんでしたが(笑)

でも、やさしい気持ちがうれしかったです。