イバラキ農村風呂

ゆっくりしてけ~

あしたもある、あしたがある

おふざけ続行中の長男+娘。

もちろん、夜に布団に入っても、

陣取り合戦からはじまり、

寝床が定まってもまだ、隣あっておふざけ。

 

「いいかげんに静かにしなさい!」と、

父ちゃんの雷が落ちても、

「ぐふふふう~」

「ひゃははは!」

電気がついてるといつまでもふざけ続けるので、

豆球も消されてしまい、

真っ暗闇になった部屋の布団の中から、それでもくぐもった笑い声が聞こえてきます。

 

「もう、寝る時間だからやめよう、明日もまたあそべるからね

 だからもう寝ようね」

押してもだめなら引いてみな、

ほんとは「ふざけるのもいい加減にしなさい!!」と

父ちゃんに続いて2発目の雷を落としたい母ちゃんでありますが、

ぐっと引いてみて、言ってみたセリフ。

 

・・・あしたも、あそべるからね。

 

何気なく自分で言ったセリフに、なんだかぐっときてしまいました。

今日が明日につながっているしあわせ。

明日も、この笑い声がこだまするしあわせ。

明日が、あると思えることこそが、しあわせだな、と。。。。

 

なんでもなくても、

晴れてなくても、

とくべつなことなんて起こらなくていいから、

子どもたちにはいつも、明日があってほしい。

ふとそう思って、

妊婦の母ちゃんは胸がいっぱいになって、

それ以上言葉が出なくなったのでした。