先日の帰省。
ほんとう、何年ぶりかで懐かしい景色を見てきました。
結婚前にはじめて夫の故郷へ遊びにいったとき、
連れて行ってもらった海岸です。
夏には水着で海に入ったことも。
ほんとうに、青い空と透明な海。
私は内陸育ちなので海は遠く、
子ども時代は遊び場は雑木林や畑の畔でしたが、
サムライ氏は3歳年上の兄貴と、
ここの海岸で魚を釣ったり、
ときどきはお父さんも来て、
漁券を購入して素潜りでウニをとって食べたりして過ごしたんだそうです。
ちなみに義父は北海道っこで、まさに海育ち。
素潜りは当たり前、
ウニは拾って食べる、という暮らしだったそうです。
農村地帯育ちの私は、
柿は買うもんじゃねえ、拾って食べるもんだ、
と今でも思ってますが、
みんな、拾って食べるものは地域差がありますね(笑)
祖母のお墓参りも済ませ、
さてこれから何して過ごそうかな~
と話していたら、
じーちゃんとばーちゃんから、
子どもたちに何か服でも買ってあげたい、との有難いご提案!
喜んで好意に甘えてお店へレッツゴー♪
あとから聞けば、
あまりにも長男が寒そうな上着しか着ていなかったこと、
そして娘の靴があまりにも薄汚れていてかわいそうに思えたこと、
そんなわけで、何か買ってやりたいと両親は移動の車の中で相談していたということでした(笑)
お店につくと、
義母は男子2人を育てた人なので
女の子の服のフリフリレースにすっかり魅せられ
どこに着て行くんだ?!と思われるような
素敵なワンピースを「これがいいんじゃねえけ?!」と
興奮しながらすすめてくれましたが、
保育園に着ていけないから・・・と御丁重にお断りして(笑)
娘のリクエストでピンクにフリフリのついた長袖Tシャツ。
長男は、自分でどこぞから裏毛つきのあったかそうな上着を持ってきて、
それを買ってもらいました♪
お下がりがいっぱいあるだろうから、
と二男は何も買ってもらえず(笑)
女の子ものを選ぶのに火がついた義母が、
靴も買ってやるべね、
と娘を連れて靴売り場へ。
福袋で、靴2足で3000円というのが出ていたらしく、
1足でいいから・・・・と遠慮したら、
1足だと2900円と言われ、
「そんなことある?!」と顔を見合わせ、
結局、100円払って2足のほうがいいという話になり(当然ですね(笑))、
娘はなんと大好きな”アナタと雪のジョン”の水色の靴をゲット!!
福袋のセット、もう一足はディズニープリンセスのピンクの靴。
足も大きくなってきていたので、
2足も買ってもらい、とてもありがたい☆
親には絶対買ってもらえないような大好きなアナ雪の靴を買ってもらい、
娘はすっかりじーちゃん大好きっこになって、
帰り道はずっと抱っこ(笑)
義父も、孫娘は特別と見えて、
ずっと離しませんでした~
夜はおせちをつつきながら宴会しつつ、
子どもたちは居間で自宅のごとく騒ぎまくる。
普段、大人だけの暮らしの両親はさぞやうるさかろうと思って気後れもしましたが、
自分ちが男の子2人でめちゃくちゃうるさかった時代が懐かしいらしく、
「子どもってすごいもんだねー」と驚きながらもニコニコしながら付き合ってくれました。
祖母の葬儀のときの話題になり、
お墓の話やらしていたら、
義父が、自分亡き後は遠方で墓の管理が大変だろうから、
海や谷やらにまいてくれてもいいかなと思ってる、
という話になって、
「正月からなんだっぺ」と義母は嫌がってましたが、
「ずっと生きてる人間なんかいねえ」と義父は言い、
はじめて、突っ込んだ話をすることができました。
希望があれば書いて残しておいてくれれば俺たちでその通りにするから、
とサムライくんが言っていました。
なかなか、こちらからは切り出すことができない話題だけに、
祖母がきっかけをくれたのかなーと思いながら、
自分たちも、30歳を過ぎてみて、
親も未来永劫生きてるわけじゃない、
そんなこともぼちぼち思うようになってきました。
親が元気なうちに、親孝行しなくてはな~!
今私たちが住んでいる家へは、
高萩の両親は来たことがないので、
次はこちらが行くよ~と言ってくれ高萩をあとにしました。
別れ際にお義母さんが、
「どうかかわいいおんなのこがうまれますように・・・」
と私のおなかにむかってナムナムと拝む姿に爆笑しました(笑)
保育園が始まって、「お正月の思い出」の絵をかいたらしい長男。
何描いたの?と聞いたら、
高萩の海!と答えました。
良い思い出ができたようです(^^)