イバラキ農村風呂

ゆっくりしてけ~

ふかし男子

父ちゃん、かねてから欲しかったチェンソーを購入!

工具は絶対マキタ!と決めている父ちゃん。

インパクトドライバーもマキタ。

植木を刈るバリカンもマキタ。

ヒタチ、リョービ、その他いろいろメーカーありますが、

マキタは一流、故障も少なく長く使えるんだそうです。

 

仕事としては必要なのでずっと欲しかったけれど、

経営的に、欲しい工具がいつでも買えるわけではないので(笑)

伐採の仕事が入ったときなどは近所に住む恩師にお借りしたりして、

急場をしのいでおりました。

 

そんなチェンソー、昨日ははじめてのデビュー!

朝から何やら外に出たまま戻ってこない父ちゃん。

仕事の準備しているのかなーと思ったら、

チェンソーの調整をしていました。

 

もう、うれしくって、うれしくって仕方ないって感じで、

プラレール買ってもらった長男と、おんなじ顔!(笑)

 

燃料も入り、

オイルもOK!

いざ、エンジンかけちゃうぞ~

と紐を引っ張るもブルルル、ブルルルン・・・・・

最初だし、寒いのでなかなかかからない。

まだまだ引っ張ります。

ブルルル、ブルルルル・・・・ブオオオオオオ

お!かかった!

(洗濯物を干しながら、横目で観察のわたし。)

 

私はチェンソーは使ったことないので、

仕組みがどうなっているのか知らないのですが、

アクセルみたいなのがあって、

それを押すとウオンウオンと”ふける”みたいです。

 

話がちょっと横にそれますが、

父ちゃん、昔ぐれていました。

学校行かないで、

バイクばっかり乗って、

16歳で学校やめちゃって、

ラーメン屋で働いていました(笑)

(今でも中華料理が得意。余談)

その後、ラーメン屋の店長に後押しされて高校も入りなおし、

周回遅れながらもちゃんと卒業もして、

そのあと大学校も卒業して、

ちゃんと仕事もして今年30歳になりました~

 

そんな父ちゃん20歳のころ、

私が出会ったころはスズキの赤いバイクに乗っていました。

バイクがとっても好きだった父ちゃん。

就職と同時に、通勤のために車が必要になり、

バイクは惜しみながらも故郷の親友に譲りました。

 

で、話は戻りますが。

その、チェンソーのふかし方が・・・・・

まるで、バイク(笑)

そして、音を聞きながら、

当時、後ろに乗せてもらいながら

ノーヘルで、日曜日の誰もいない大学の構内の

ハウスとハウスの間を走った懐かしい思い出が

私の頭の中にポッとよみがえってきました・・・・。

 

うれしそうにチェンソーをふかしながら

「なあ!試し切りするから、そこにある丸太持ってきてくれるか」

と長男に声をかける父ちゃん。

丸太はパッカリと真っ二つ。

思うように切れて、ご満悦~

「新品は、調子いいなー!!!!」

ニンマリ。

 

「ねえ、バイク乗ってる頃とおんなじ顔してたよ

 機械いじるのって、うれしくて仕方ないんだね~」

と笑いながら声をかけたら、

下を向いて照れながらニンマリしていました。

 

 

さてさて肝心のお仕事は、

デビューしたてのチェンソー大活躍で、

仕事はどんどんはかどり、

スムーズに終了!

伐採する木にはロープをかけ、

倒したい方向にきちんと倒すように仕向けるのですが、

この、ロープを引っ張る係で長男がついて行きました。

張り切って出かけて行ったので、

きっとよく働くんだろうと思っていたら、

現場がとっても寒くて、

長男は

「さみ~よさみ~よ~」と言って日なたへ走って行き、

「こいつ、役に立たないでやんの」と帰宅してから父ちゃんが文句言っていました(笑)

 

でも、ここぞというときはちゃんとお手伝いしたようで、

ちゃんとお手間賃200円もらっていましたよ☆