イバラキ農村風呂

ゆっくりしてけ~

わんわん

日に日に成長する二男。

1歳からの成長というのは、毎日毎日がたけのこのように伸びていく感じです。

お友達のおうちに犬がいて、

芝生の庭で風のようにぴゅるーん!と走り抜ける様を目の前で見て、

あまりの衝撃に火がついたように大泣きした二男。

人生のうちで初めて間近でみる動物に、

畏れおののいた感じでしたが、

衝撃ついでにわんわんという単語をおぼえて言えるようになり、

うごくもの、動物と思われるものすべてが「わんわん!」に。

 

庭ではねるカエルをゆびさして「わんわん!」

ハローキティのぬいぐるみをみて「わんわん!」

絵本についているぞうさんをみて「わんわん!」

 

まだ1歳0カ月なのに、

もうしゃべっているなんて・・・・

いやはや3番目の成長というのはすごいです。

日々の刺激がすごいのかな~。

長男はもっともっとのんびりでしたよ。

 

娘はどうだったかな?と思い返してみました。

9か月から歩き出した娘は、

靴をはくのを嫌がり、

はかせた靴を脱いで道路に投げ捨てる芸当をよくやらかしていました(笑)

京都の、長屋の並びの家のおばちゃんに、

「あら~、またクック脱ぎ捨ててるんやね~」とよく言われました。

そうやって記憶をたぐりよせてみたら、

娘も、わんわんの時代があった!と思い出しました。

電線にとまっているカラスを見て、

「わんわん!」

公園のはとを見て

「わんわん!!」

な~んでも、動物はわんわんの時代。

 

 

二男。

家の庭の花壇に咲いている花びらをちぎっていたら、

風がひゅう~とふいてきて、

花びらがころがっていきました。

はっ! という感じでころがる花びらを見つめる二男。

うごくものなので、わんわん、というのかな~と思って見ていたら、

花びらのとまった先まで追いかけていき、

「なんやこれ、生きとんのかいな・・・・?」という感じでじーっと観察したあと

ふっと何かを取りに行ったかと思うと、

なんとすぐそばに落ちていた長男の虫取り網を持ってきて、

花びらの上に はた! とかぶせました。

 

二男の頭の中で うごく→虫だ!→つかまえよう→つかまえるにはアレだ!

となった様子がそばで見ていてものすごくよくわかり、

すげー 1歳って、こんなにものごとよくわかっているんだ・・・・

と驚きました。

 

片道5分の郵便局まで歩いていくのに、何倍もの時間がかかりますが、

二男と道を歩くと、なんでもない日常が彼の目線となり

あれもこれも新しい、という感じでとても新鮮です。