イバラキ農村風呂

ゆっくりしてけ~

ガス化だぜ!

買っちゃいました、ガス炊飯器!

ここの家に、祖母が置いていってくれた炊飯器が、

お釜の底のフッ素もはげはげになってしまい、

さびが出てきてしまいました。

お釜だけ買い換えるということも考えましたが、

それでも数千円の買い物。

 

かねてから、いつかは欲しいと思っていたガス炊飯器に、

ついに変えるタイミングは今かも!と思い切りました。

5合炊きではサイズも小さく、1升炊けるのが欲しかったのです。

そして、買うなら絶対にガスだ、と決めていました。

これまでも、時間のあるときやおいしく炊きたいときは、

ガスコンロにお鍋を乗せて、お米を炊いていたんです。

なんたって、味が違う。

おこげがうまい!

 やっぱ、料理にはガス、と信じている私。

断然、オーブンもガス!!

 

 それで、ガス炊飯器ってどんな?という方もいらっしゃるでしょう。

そうですねー。普及率はとっても低い。

中身はこーんな。

 

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小さなガスコンロが底に仕込んであるようなつくりになっています。

 

ずんどうで、ぜんぜんスタイリッシュじゃなく、

でも、

「オレ、飯しっかり炊きます!!!」という感じがして

ボクトツな雰囲気ながらもなんか頼もしい!!

最新型炊飯器が新幹線だとしたら、

このガス炊飯器はSLでしょうね~。

 

非電化好きの私としては、ぜひともガスのみで行きたかったのですが、

なにせお弁当作りという最重要課題があるため、

朝5時には飯だけでも炊けていなければなりません。

そうなると、タイマーが必須。

タイマーには電気が必要です。

保温はもともと使わないので、保温機能もいらなかったのですが、

それも仕方ない。ま、保温しなければいいだけのこと。

機種によっては、ほんとうに、ガス点火!というレバーのついたものもありました。 

 

ガスコードをつなぎ、あちこち安全チェックしていざ。

翌朝、タイマーできちんと点火するかどうか心配だったので、

試しに炊飯スイッチを押してみたところ、

表示のところに

5,4,3,2,1・・・・

と。

発射するんかい!

とツッコミを入れたところで

「チチチチ、ボッ!」と点火。

おー! ガスだあ~

 

よ~し、明日からがんばってくれよ!と声をかけて就寝。

今朝、タイマーで炊けた初のご飯とご対面。

ぱか、とあけたらそこには

あらま~~~ カニ穴のしっかりあいたおいしそ~なごはんが・・・♪

 

食べてみると、一粒一粒がしっかりと炊けている感じがよくわかり、

べちょべちょした感じがまったくなく、

うまみがちがう!

 

起きてきた子どもたちも、おにぎりにしたご飯を

「いつもと違う!おいしー!」とぱくぱく食べました。

 

 

電気代というのは毎月季節の変化もあるので簡単に比較できないのですが、

きっと、毎日のことですから炊飯器のぶん、いくらか浮くと思います。

ガス代はそのぶん上乗せになるでしょう。

次の請求がどんななのか楽しみです。

 

新築の家では、オール電化の一点張りでガスなんぞどこへやらの時代ですが、

時代に逆行するようにガス化のわが家(笑)

でも、やっぱり火は違いますよ。

パワーが違う。

今日、炊きたてのごはんを食べて本当にそう思いました。

かつて、薪でごはんを炊いた時代はもっと美味かったことでしょう。

火を自在にあやつれることが、台所仕事で必須だった時代はつい半世紀前の話。

となりのトトロのサツキは、ガスコンロなんかなくってもへっちゃらで料理をしていましたね。

 

大きな火はこわい、小さな火はあたたかい、

火はあつい、危ないけど便利、

子どもたちにも、そういうことを知って暮らしてもらいたいな~と、

ガス化した炊飯器をながめながらそんなことを思いました。

 

ただひとつ、困ったことが・・・・

ごはんがうますぎて、米の消費量が心配・・・・

だって現に今朝4号炊いた米が、

すでに茶碗大盛り1杯分しか残っていないんですよ。。。

 

ガス飯食べたい方、どうぞ遊びに来てください♪