イバラキ農村風呂

ゆっくりしてけ~

おすすの・・・・す?

「どちらにしようかな、てんのかみさまのいうとおり・・・」

と、指さしながらどっちにしようかと決めるお決まりのあの歌。

長男の保育園ではやっているようです。

私は生まれた場所で育って大人になるまで暮らしていたので、

ローカルなネタは子ども時代、周囲全員に共通だったためギャップに驚くことはほとんどありませんでした。

 

そんな、平和な「てんのかみさまのいうとおり・・・・」の歌をうたって

チョイスを神様に仰いでいた長男、

「・・・・てっぽううってバンバンバン くすりばこあけたのだ・あ・れ!

 あ、こっちにしよ~」

と選択終了。

 

そこに父ちゃんの突っ込みが。

「ちょっとまて、天の神様の言うとおり、のあと

 ”おすすのす”だろ?」と父ちゃん。

 

「え!?」

長男と私の声が重なりました。

「天の神様の言うとおり、おすすのす、鉄砲打ってバンバンバン、たまてばこ、あけたかな だろ?」

と続ける父ちゃん。

 

えー!おすすのすって!!

と長男と私は笑い転げました。

 

「いやいや、天の神様の言うとおり、あべべのべ、鉄砲打ってバンバンバン、かきのたね、たまてばこ でしょ?」

と私。

 

今度は父ちゃんが「あべべのべ?!」と爆笑。

「おまえ、旧姓がアベだったからって(確かに私は旧姓アベさんでした(笑))、

 あっちこっちに乱用すんなよ」と笑い転げています。

 

長男も、「あべべのべなんて言わないよ!! なんの意味なのー?!」と(笑)

確かに、あべべのべ、に意味はないと思います。わはは。

でも、おすすのす だなんて気が抜けちゃうよー!!

 

ひょんなことからローカルネタが発覚したわが家。

私の地元と夫の実家は、同じ茨城県内でも車で3時間ほどもかかるくらい離れています。

方言も

「そうだべー」(これは私の地元)

「そうだっぺー」(これは夫の地元)

というふうに異なります。

さらに南に下ると

「そうだへー」になるそうで、

これを生で聞いたときは、語尾のひっかかりのなさに、逆にずっこけました。

 

県内でもこんなに違うんですから、

おそらく日本全国で

「どちらにしようかな、天の神様の言うとおり・・・・」

のネタは無数にあることでしょうねえ。

 

みなさんの故郷では、どうですか?