イバラキ農村風呂

ゆっくりしてけ~

長男の頭の中

焼き魚が大好きな長男。

昨日久しぶりにししゃもを焼いたら、夢中で食べていました。

そして食べながらふと、思いが湧いた様子。

 

「おかーさん、このししゃものたまごも、

 メダカみたいに生まれるはずだったのかな・・・・」

たまごをしみじみとながめて、申し訳なさそうな顔でそう言いました。

 

「そうだねー。でも、もう焼いちゃってるし食べちゃってるし、

 あとは、ししゃもありがとう、と思って大事にしっかり食べることだねー」

「うん。でもししゃも、おれ何匹も食べちゃったけど、いなくならないのかな?」と今度は心配そう。

「それは重要だよねー。いなくならない程度に獲って食べるならごちそうさまでいいと思うけど、

 もっともっと、って獲るとやっぱりいなくなっちゃうんだよね」

と話しました。

そして彼にとっては何か思考のスイッチが入る話題だったらしいのです。

 

父さんが帰宅して、今度は父さんに

「おとーさん、世界にマグロは何匹いるの?」と質問。

たくさんの人が食べたら、いなくなってしまう、と心配になったようです。

「何匹もいるんだけど、世界中の人がたくさん食べたいと思って、

 どんどん獲ったら、いなくなっちゃうんだよ」

と父さん。

それから話はどんどんふくらみ、

絶滅危惧種の話になり、

世界でもっとも大きい魚の話になり・・・・・

 

と思っていたら、突然、

「おかーさん、カンガルーの袋って、どうやってできたんだろう?」と長男。

 

これは私もわからない!!(笑)

 

世界は”不思議”に満ちてます。

質問の中身が、高度化してきた長男。

ま、答えられないことはちゃんと

「お母さんにもわからない」と正直に言っていますが・・・

でも、好奇心をそこでプッツリと切りたくないので、

お休みの日に図書館で調べよう、とか、

どこそこの本の中に書いてあったかも、と

あとに続けていけるよう心がけてはいます。。。。

でも案外子どもって、

質問は思いつきで口にはするものの、

理由を聞いているうちに飽きることも多々あり(笑)

思いつきの質問にふりまわされながら、母も賢くなっています。