イバラキ農村風呂

ゆっくりしてけ~

永遠の10歳

朝起きてきた父ちゃん。

「昨日の夜中よお、**ちゃんが(娘)鼻血出してさあ。

 そんで、鼻血止めたあと、いやな予感がしてよ、

 ふとパンツ見たら、アイツおねーさんパンツはいてやんの!

 もらしてなくてセーフだった。あわてて着替えさせたよ」

 

あれあれ、夜中にお疲れさんでした。

でも私ぜんぜんわからなかったよ。

「私、まったく騒ぎに気が付かないでいたよ。

 よほど爆睡してたんだねー」

 

すると父ちゃん、

「そーだよ、だっておれが障子開けたって、ピクリともせずこーんな顔して寝てんだもの。

 寝顔まで年取ったなーっておれ思って見てたんだから」

と、ここぞとばかりへーんな顔をわざと作ってからかってみせました。

なんだよなんだよ、そんな言い方しなくたっていいじゃないか!

毎日毎日子ども追いかけまわしてりゃ、年くらい取るわな!

・・・・・いや

ここは挑発に乗っちゃいけない、大人になれ自分!と思って無視。

 

食器かごの中であらかた乾いた皿を布巾でぬぐいながら食器棚におさめていると、

また父ちゃんがそばにやってきたので、

威嚇してやろうと思い、

ブヒっとすぐそばで放屁してやりました(笑)

 

すると父ちゃん

「うへえ~~ おならの音まで年取った!

 やっぱ35歳のおならはアヒルがつぶれたような音がする~~」

 

あああああ もう頭にくる!

「寝顔もおならの音も、本人の努力でどうにかなるもんじゃないでしょ!

 うるさいからあっち行って!」

 

 

さらにその日の晩、子どもたちと布団に入ってから父ちゃん。

「あのな、母ちゃん今日、アヒルがつぶれたようなおならしてたんだよ。

 ぶへえ~って音してさあ~」

子どもたちは大笑い!

「今度夜中に目が覚めたら、おかーさんの寝ている顔見てみな、

 こ~んな、へ~んな顔して寝てるんだから」

 

にゃろう、黙って聞いてりゃ言いたい放題言いやがって・・・・!!

「アタシの若くてかわいくって一番良かった時代は、

 ぜーんぶ父ちゃんに費やしてやったんだから、感謝しなさい!

 早く寝ろ!このおばか!」

 

「若くてかわいかった時代だって~ ぶはは~

 そんなのあったんかよ~~」

 

家の中に小学生が2人いるみたいで、ほんとに疲れます・・・。

男子はいつまでたっても永遠に10歳から中身が成長しないんではないかと思う今日この頃。