イバラキ農村風呂

ゆっくりしてけ~

そうじ

奉仕作業で、近所の集落センターのそうじをしました。

だいたい、地域の活動のときは日曜日のことがほとんどなので、

父ちゃんが出てくれるのですが、

昨日は仕事に行ってしまい留守。

子ども4人、連れて行くしかないと覚悟を決めて参加。

 

地域の活動とはいえ、昨日はわが家を入れて近隣5軒のみ。

私も子どもたちも、毎日顔を合わせるご近所さんです。

子どもたちは、すぐ隣にある神社の境内でどんぐり拾いでもさせていりゃいいや、

と思っていたら、

落ち葉の掃き掃除をしていたとなりのおじちゃんが、

「おうい、お兄ちゃん!ちりとり持ってくれい。ほら、こっちこっち」

と長男を呼んで、

すると

「あたしもやりたーい!」

と娘。

「ほいほい、じゃあほうきやるよ」

と向こう隣りの大工のおじちゃんが竹ぼうきを持ってきてくれました。

次男も欲しい欲しいと泣いたので

「けんかすんなー もうひとつあるぞー」

あっという間に子どもたちはおじちゃん2人のお梃子になり、

ちりとりに葉っぱがいっぱいになると、

みんなでせっせと境内の山の中に運んで、

また持ってきては運んで・・・・と

一生懸命がんばりました!

 

そのやりとりを、玄関掃除を担当しながら見ていた私。

うちの子どもたち、

ちゃーんとご近所さんと話もできるし、

お手伝いもできる。

ほんとにいい子たちだなー!!

わが子ながら感心しました。

 

それにしても、ご近所さんたちがやさしいのです。

平均年齢はおそらくわが家を抜いたら70歳くらい。

みんなで孫のようにうちの子をかわいがってくれ有難い限りです。

考えてもみたら、

私自身が生まれたときから、私のこと知っているんだもんなー(笑)

その子どもとなれば、孫のようなものでしょうね。

うちの子どもと近所の子が毎日のように前の田んぼで遊んでいるのを、

私に代わってご近所のおじちゃんやおばちゃんが、何気なく様子みていてくれています。

ほんとうにありがたいです。

 

集落センターはみんなでがんばったのであっという間にきれいになりました!

きれいになった様子を見て、子どもたちも

「よかったー! きれいになったー!」

と大喜び。

すると、大工のおじちゃんが近所の商店からジュースを10人分買ってきてくれました。

「ここ座ってのんでいくべ」

「ほうら、がんばったごほうびだ」

ジュースを手渡され子どもたちは

「いいことあったあ~♪」

と大喜び!

その様子を見て、大人たちは大笑い。

ああ、田舎っていいなあとしみじみ思ったひとこまでした。