イバラキ農村風呂

ゆっくりしてけ~

新制度導入

これまで、長男が何か欲しいものができた場合、

それに見合った目標数のポイントを私が設定、

お手伝いをがんばってして、

達成すると御所望の品を得られるというポイント制度でした。

たとえば、ぬりえが欲しいとねだられた場合は、

およそ30Pのお手伝いをこなしてもらい、

30Pたまれば買い与えるというシステムだったわけです。

 

春休みとなり、ヒマ人な長男。

こちらとしては、頼みたいお手伝いはたくさんありますが、

いかんせん、本人に欲しいものがなければポイントを貯める理由がなく・・・

ただ単に「ポイントおしてあげるからお手伝いして」

と頼んでも「え~今いそがしい」とブーイングなだけ(キミのどこが忙しいんだ!!笑)

 

お互いのために、どうしたら両者ハッピーになるのかなあ・・・

と考えていて思いついたのが、新制度。

1p=1円の価値として、

50p貯まるごとに50円の現金支払い。

つまり、アルバイト制です!

主なお手伝いは

お風呂洗い5p、

ゴミ出し5p、

自分の洗濯物を畳んでタンスに仕舞う3p(家族の分もやるとポイントup!)

その他、そのときどきに応じて小さいお手伝いが出るので、

その仕事量に合わせて1~7pくらいでお願いします。

 

新制度導入から数日が過ぎ、慣れてきた長男。

彼も、自分なりに「これはお手伝いになるかも」と思うと自分から率先して、

母に頼まれなくてもヘルプを買って出てくれるようになりました!

外遊びに出るときに弟に靴をはかせてくれたり、

買い物へ出たときに、買ったものを車まで運んでくれたり・・・

夕飯の支度のときも、

野菜を洗ったり、キノコをばらしたり。

当然ながら、長男が自ら手伝ってくれた場合は

私もその気持ちがうれしいのでポイントも高くなり、

ボーナスポイントがつくことも♪

お風呂洗いも、頼まれる前にやってくれた場合は3pプラスになったり。

 

1シート50pになるようにハンコのマスが書かれているので(長男自作)、

1枚押し終われば50円の価値です。

さて、初めての50円まで残り5p!!

今日は朝からお手伝い探しまくりです(笑)

 

「おれはすごいことに気がついた!

 50円満タンのシートが2枚になると、なんと100円になるんだよ!!」

と興奮して教えてくれた長男。

算数を教える気はとくにないですが、よい実践編ですなあ。

 

「欲しいものができたときは、そのお金で買うんだよ~

 どのくらい働いてそのお金を貯めたのか、

 買うときによく考えないと、やってきたお手伝いがムダになることもある。

 お金って、そうやって使うんだよ~」

と買い物の極意を教えたら、

ちゃんとうなづいていました。

お年玉のように、ただもらったお金じゃない、

自分の労働の結晶ですからね。

生きた勉強だ!

 

うちの父ちゃんよく言ってます。

拾った1万円ならパーっと使えるけど、

一生懸命働いて手に入った1万円は、パーっとは使えねえよな、と。

そうだよね~

初めてのバイトでもらった1万円って、重みが違ったよ確かに。