イバラキ農村風呂

ゆっくりしてけ~

姪の入学祝

姪、春から中学生になります。

ああ、数年前はめっちゃ小さかったのにな~と、

小さかった頃の姪を思い出します。

抱っこしてどこへでも連れて行ったっけ。

結婚前、はじめて姪がサムライくんに会ったときは当時まだ3歳くらいで、

はずかしくてカーテンの陰にかくれてしまい、

終始出てきませんでした(笑)

今ではすっかり友達のように仲良しで、

泊まりにくるとよくふざけっこしていますが、

それもここから先は思春期で、距離が出てくるんだろうな~と思うと

ちょっとさびしいような。 。。

ま、当たり前なんですがね~。

 

せっかくなので、何か入学祝いにプレゼントをしたいのだけどと言ったら、

目覚まし時計が欲しい!というので、週末、いっしょに買いに行ってきました。

 

ちょっと大型のショッピングモールがあり、

その中で決めよう、ということになって、

姉がうちの子3人と下の姪(つまり姉の子)で遊ばせておいてくれるというので、

上の姪と私だけで、

ホームセンター、電気屋、無印良品、時計屋・・・とはしごしました。

「妊婦さんなのにたくさん歩いて疲れない?大丈夫?」と心配してくれる姪。

やさしい子に育って、叔母ちゃんはうれしいよ・・・!

 

最初、「どんなのでもいいよ~」と言っていた姪ですが、

いろんな時計を見るうちに自分の欲しいイメージが見えてきたらしく、

「ピピピ、じゃなくて、ジリリリってベルの音で大音量で鳴るのがいいな!

 それから、デジタルじゃなくてアナログ表示で、できれば、丸い形のやつ!」

ということになり、的をしぼって探しました。

姪は私の懐具合も心配らしく、

値段もとっても気にしていて、

ちょっと遠慮して「これがいいな」と。

見ると時計メーカーのものでなかったので、

微妙だな・・・と思い、

姪に「値段=品質ってわけじゃないけど、

もし安いものですぐ壊れちゃうとしたら、

もう一回買わなくちゃならなくなるじゃん?

だとしたら千円高くてもちゃんとした頑丈なつくりのもので、

長く使えたほうがいいって私は思うから、

値段気にしないで**か++(時計メーカー)って書いてるのの中で選んでいいよ!

入学祝なのにすぐ壊れたら、かなしいでしょ?」

すると姪が

「そうだね!!でもなんで**か++なの?」と言うので、

昔から時計作ってる会社なんだよ、と説明。

「ブランドは特別信用しないし好きじゃないけど、

しっかりしたものを作ってる会社ってのはやっぱりあるんだよね。

車でもそうだよね。

トヨタの車は高いからうちは乗れないけど、

やっぱり性能いいんだよ。

だからあなたのママはトヨタしか乗らないわけ。

・・・ほんとは今日買う時計もメイドインジャパンがいいんだけど、

やっぱり見つけるのは難しいね。

ここにあるのもメイドインチャイナばっかりだね。」

姪は驚いた顔をして

「すみれちゃんはいつもそういう基準で買い物してるの?!」

そうだよ、と答えたら「値段と見た目でしか考えたことなかったから、驚き」と。

 

姪はそのあと、

これにする!と文字盤の周りが明るいピンク色に縁どられていて、

全体が白、ジリリリとすさまじい音量で鳴る「めざましくん」に似た形の時計を手にとって、

これにする!と決めました。

レジに持っていくと、「こちら20%引きです」と店員さん。

姪と私は二人で顔を見合わせました。

「割引だって知ってたら、もっと早く決めてたのに(笑)」と姪。

やっぱり遠慮していたようです。

やさしいんですね(^^)

「うちはお金ないって親戚中に知れ渡ってるけど、実は隠し金はけっこうあるんだよ、心配しないで!」

とコソっと言ったらクフフフフとウケていました。

 

時計の入った紙袋を手に、

「ママに起こされなくても、起きられるようになるといいね」と言ったら、

せっかく買ってもらったんだから、頑張って起きる!との返事。

でも、この大音量じゃ隣の部屋に寝てる妹も起きるかも、と笑っていました。

 

今日は卒業式だそうです。

これからどんな大人になってくのかな~