長男、かねてからの憧れであった真岡鉄道=「もーてつ」に行ってくることができました♪
蒸気機関車 sl の走る町 真岡鐵道公式Web(トップページ)
↑詳しくはこちらで見てください♪
動くSLは、京都の梅小路蒸気機関車館で引っ越しの別れを惜しんで以来久しぶりです。
さて、自宅から40kmちょっと。
1時間半かかるかな?と思っていたけれど、
休日のバイパスはとっても空いていて、
片道3車線走行のそれはほとんど高速道路利用のノリ!
たった1時間ちょっとで到着しました。
着いてみて一番驚いたのは、
私鉄とはいえ、駅前だというのに駐車場が無料・・・!
しかも、あちこちにオフィシャル無料駐車場が点在。
ありえないわ~なんて親切なんでしょう!!とサムライくんと感激。
さらに、子どもが喜びそうな展示やコーナーも、
駅の建物内にあり、
プラレールのでっかいレールの上で子どもが自分でプラレールを走らせられたり、
Nゲージがあったりと、
それもほとんどお金を使わず遊べるものばかり♪
ほんと、真岡鉄道って親切だなー!!
という感じで、気持ちが良かったです。
さて、いろいろと施設内をまわっているうちに、
いよいよSL到着の時刻となり、
ほんものの線路で、この、電車全盛の時代にあってごく当たり前のように、
SLくんがもくもくと白い煙を吐きながら駅のホームにすべりこんできました・・・!!
入場券買ってないから、ホームには入れないなと思っていたのにも関わらず、
売店のおばちゃんがお店から出てきて、
改札あたりにいたほかの家族連れに
「入って大丈夫ですよ! ささ、そばで見てください!」
と招き入れているではありませんか・・・・!!
もーてつ、どこまでも親切!!!
私たちも好意に甘えてホームへ入り、
間近でSLとご対面!
ぶしゅーーーーーー という音とともに停車したC12は、油と煙のにおい!ほんものだ!!
ぶしゅ、くわ、わ、わ、しゅ、しゅ、しゅ・・・
停車中もずっとずっと、どこかしらから煙や蒸気が出ています。
すごい!いきものみたいだ・・・!
うれしくて、写真をとりまくる撮り鉄長男(笑)
迫力に怖気づいて、父ちゃんの背中からぜったい下りない娘(笑)
長男も二男も、自分より大きいものへの憧れというか、
迫力に対する気持ちというのは「感激!かっこいい!!」
という感じのようで、
大きいクレーンが作業している様子や、
工業地帯の大きな煙突など、だいぶよろこびます。
一方、女子である娘はでかいもの、迫力あるものに対しては
「こわい!やだ!」という気持ちを持つようです。
そんな娘は、小さいものに対しての愛情が男子たちとはまったく違って、
道端のほんの小さい花や、小動物とか目ざとく見つけて、
かわいいねえ~とほんとにうっとりと嬉しそうにするんですよねえ。
もともと持ってる性差って、やっぱりあるんですね~
両方育ててみてわかったことです。
さて、そんなC12もいよいよ点検を終えて出発の時刻となりました。
停車時間は5~10分くらいなのかしら?
どんどん、白かった煙の色が濃くなり、
灰色から黒へと変わって、勢いが増していきます。
ごっごっごっごっ・・・・・音も大きくなってきます。
いよいよ発車を知らせるアナウンスがあり、
車掌の笛がピイイっと鳴りました。
「汽笛、鳴るぞ!」
父ちゃんと長男が目を合わせました。
ふぉおおおおおおお!!!!!!
おそらく、彼の人生で初めてと思われるほどに大きい音に包まれた二男。
駅のホームの空気が、ぜんぶ汽笛になった!と思われるほどに大きい音でした。
思わず耳をふさいで泣く娘、
感激で歓声をあげる長男と父ちゃん!
世の中に、こんなにたしかで重厚なものがまだ存在してたんだ、
こんなにたのもしい、力のかたまりみたいな実直なものが、
今の世にも存在してたんだなーという感じがすごいして、
私はひさかたぶりに心の底から感動しました。
新型の新幹線ももちろんカッコイイ!
うちの近所から見える東北新幹線は、
はやぶさとこまちの緑赤ツートンカラーでいつもひゅるる~んとすべるように走り抜けていき、
やっぱりそれもカッコイイ。
でも、世話をしてやらないと、面倒みてやらないと走らないSLというやつは、
なんてすてきなんだろう。
秋にはD51が静岡からやってくるそうですよ。
なんでも、静態保存されていた車輛を買い受け、
車体をばらして3千万円かけて陸送、
真岡で組み上げ、展示するそうです。
「キューロクと、デゴイチと、ついにそろいぶみなんですよ」
売店のフレンドリーおばちゃんが教えてくれました♪
帰宅してからも長男の頭の中はSL一色。
ノートにずっと、SLの絵を描いていました(^^)