電球形蛍光灯が切れたので、
買いに行きました。
電球形蛍光灯ってのはつまり、
電球のあの形の中に、蛍光灯を入れてあるやつ。
スパイラル型のもあるし、
U字型で入ってるのもあります。
剥きだしのものが多いですが、
それを、電球の形で覆ってあるのが私は好きで、
京都にいたときからずっとそればっかり。
電球色のオレンジ色が好きなので、
どうしても譲れないのであります。
近所の電器量販店で、空箱を持って同じものを探してみるも、
どうしても見つからない。
あれ~。空箱にはここのお店のシールまで貼ってあるじゃないか。
ここで買ったんだからあるはずなのにな~。
お店の人をつかまえて、
「これと同じもの欲しいんですけど」
と探してもらいました。
「あれ。ないですねえ。ちょっと確認してきます。」
と空箱を預かって、在庫確認しに行ってくれました。
戻ってきた店員さん。
「お客様、もうしわけありませんが、こちらの商品はすでに生産終了とのことです。」
「え!」
「お買い上げいただいたのは、1年以上前のことかもしれません。」
「あら~・・・・残念です。」
「現在はLEDが主流でして。」
「そうでしょうねえ・・・。」
シリカ電球と、電球型蛍光灯の売り場の反対側に、
盛大に点灯されているLED電球。
目下売り出し中なのね。
なんと3倍の値段です。
いくら長寿命で省エネとはいえ、
電球1個に2千円・・・・お高い。
しかも、LEDって電球の根っこのほうが暗いんですよね。
わが家は居間の照明はシーリングライトではなく、
電球3つを点灯するタイプなので、
傘の中もできるだけ明るい方がいい。
270度照らすという広範囲LEDはさらに高価。
悩んだ結果、買わずに帰宅しました。
年末に、台所の輪っかの蛍光灯が切れて買いに走ったときも、
あまりにもラインナップが少ないうえに高価で驚きました。
こんなに高いなら、シーリングライトに取り換えてもいいか?
という思いがよぎり、
売り場を見てみると、安くても6980円。
お店の人に
「この、中身を、つまりLEDを交換することってできないわけですよね?
LEDが切れたら、この照明はお払い箱にしなければいけないってこと?」
と聞いたら、
「そうですね。LEDは切れても交換はできません、照明器具ごとお取り換えです。」
・・・数年後には粗大ごみか。それはもったいなさすぎる。
ごく一般的な蛍光灯を買って帰宅しました。
ああ、時代はLED。
省エネなのはいいんだけどね。
もう少し価格が下がらないかしら。
それにしても、LEDは長寿命って言うけど、
何年くらいもつんでしょう?
みなさま、LED電球が切れたことあります?