父ちゃんが高校生のときに買って、ずっと持っていたつりざお。
この釣竿で、長男と父ちゃんはときどき川などへ行き釣りあそびをしていました。
でも、引っ越しなどで持ち運ぶうちに、残念ながら先っぽが折れてしまいました。
魚好きの長男。
お手伝いハンコを40個貯めたら釣竿買ってやる、という父ちゃんの言葉に
俄然やる気になり、がんばって1カ月かけてお手伝いハンコをためました!!
そんなわけでゲットした釣竿。
日曜日にさっそくその釣竿を持って、池のある公園へ!
真っ赤な顔をして炎天下でねばる長男。
釣れな~い、とすぐにぶーたれる娘(笑)
二男はベビーカーですやすや・・・
父ちゃん、ふだんは子どもとの遊びはあまり真剣にしてくれないタイプ。
子守りも特別得意じゃない、と本人は言い、
じっさい子どもへのつきあいは悪いのですが・・・
釣りの現場では違いました!
エサを針に何度でもつけてやり、
針の投げ方も何度でもレクチャー。
ものすごく面倒見がよくて、うしろの日陰で見ていた私はびっくり。
何事も飽きっぽく、子どものことは「めんどくせー」が口癖なのに(笑)
父さん、釣り遊びに関しては別人なのね、と声をかけたところ、
「こんな小さい針、子どもには扱えないのわかるからなー
それに、おれも小さい頃は親父にしてもらった。」と。
そうか~。
親にしてもらったこと・・・か。
サムライくんのことだから、
「親にしてもらったことだから、自分もわが子にしてあげたい」
と郷愁や慈しみで思ってそうしているわけでなく、
きっと、思い出すんでしょう、自分の小さい頃のこと。
子育てって、自分の子ども時代を生きなおすことだって聞いたことがあります。
たしかに、子どもを叱りながら、
そーいや自分も親にこんなことで叱られたことがあったっけ、とか
そういうこともふとした拍子に思い出します。
その日は、ブルーギルが3匹釣れました!
長男の釣り針にはかからなかったけれど、
父ちゃんが釣りました(笑)
自然あそびは、断然父ちゃんの出番です。
ちなみに父ちゃん、虫捕りの腕前もすごい。
今年はカブトムシ、とれるといいね!!